堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積の「ポケットの中の闘争」

by堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積~ポケットの中と呼ばれてもいい、僕は自由のための闘争をする~(*‘∀‘)

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『レポートCosplay Collection Night @TGS「コスプレ、それは天翔龍閃 (あまかけるりゅうのひらめき)のごとく」』

コスプレとはなんなのか?
なんでこんなことしているんだろう?
 
そこに何があるのだろう?

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と思いながらTGS(東京ゲームショウ)の「Cosplay Collection Night @TGS」
を、迎え、終えました。
 
一年前から指導していた企画。
みんなで一つの目標に向かい何かを作り上げる。そんなやりとりの中で必ず何かを得ることができる、と参加しましたが、
理想のような、アニメの青春もののように全てをそこに費やすことなんかできないのが現実を抱えることだったりする。
 
それでも全てを賭けたものだけが真の勝利を手にするのかも知れない。
 
だとすると僕は敗者なのだと思うけれど、立ち戻って、コスプレとは何か?
を考えるとことの本質はそんなところにないのがわかる。
 
それが奥義「天翔龍閃 (あまかけるりゅうのひらめき)」
 
端的に説明すると、ご存知、るろうに剣心の奥義ですが、
それは死地において捨て身で当たろうとしてしまう覚悟の中、何かのためにいきたい!という想いが発露させる
通常ありえない閃きで繰り出される一撃のこと。です。
わかりづらいので日常で例えるとサッカーならトラップした軸足でそのまま瞬間シュートする、とか最後の最後でいきなり閃いたアイデアにハッとする気づき、、、かな(⌒-⌒; )
 
これを今回のコスプレイベントに当てはめます。
 
アニメガンダムSEEDのコスプレ合わせ、で。
僕は悪役の親玉「ラウ・ル・クルーゼ」を演じさせていただきましたが
 
やられる瞬間に仮面がパーンと飛んで最期を迎えるのですが
 
そのパーンでどうお客さんを楽しませようかなー、と
すごーいスローモーションにして飛んでいく様を表現したかったのだけれど
どうにもアイデアが浮かばないし、そもそも仮面が自然に外れるギミック自体が未完成で

「これだとウィッグ(かつら)が外れてしまうなー」

当日も悩み続けたんですが
 
本番で、
うまく仮面が外れなくて「かつらごとポーンと外れました(;´∀`)」
 
で、あぁ、ウィッグ(かつら)外れちゃったーーー。
 
いや、待てよ、初めから

仮面と一緒にかつらも飛ぶんかい!!( ゚Д゚)

 
ということでよかったじゃん!と終わってから気がついた。(ただし、これ笑いを取りたいコスプレイヤー以外にあてはまらないけど)
 
ただ、これが天翔龍閃 (あまかけるりゅうのひらめき)だな、と思った。
 
 
・・・・説得力がないかな(;´∀`)

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(バンダイナムコのブースの方々ありがとうございました(''◇'')ゞ)
 
もうひとつ、僕が一番感動したことが舞台裏で起きまして
 
本番の本当に直前・・・・なんとガンダム(ジャスティスガンダムです)の展開ギミック付きバックパックが、重みでボカンと落ちてしまい
もう取り付け不可能になってしまったんです。
 
あ、あぁ、なにかトラブルは舞台上で覚悟はしていたものの、
直前で、ここまで苦心して作ったギミック付きの大物が・・・・
 
かなり強力な瞬間接着剤があればあるいは・・・・でも、時間もそれもない・・・
しょうがない!なしで行こう!
 
と周りみんなで励ましつつ、なにか方法はないか、と騒いでいると
 
それを見ていた運営スタッフさんが

「どうしたの!!・・・・付けよう!ガムテープ持ってくる!!」

 
いやガムテープで耐えられる重さじゃない・・・・・

待てよ!

ぐるぐる巻きにして、それを縦と横に巻き、さらに身体にまで巻いて固定すれば本番一度は持つかも(; ・`ω・´)
 

「せっかく作ったんだ!やろうよ!」

と必死にスタッフさんが手伝ってくれる。
 
僕これ、見てて本当に涙出るほど感動した( ;∀;)
 
その直前までも足が壊れて、ガンダムが中の他人ごと倒れてしまったりしてトラブルが凄かった。
ただ最後の最後でもっとも大きな主役(今回はガンダムのギミックに一番製作期間とコストがかかってます)
 
がなくなろうとする中、奇跡の復活
 
お、おおお!
これがコスプレか!
 
これが・・・
 
出番前の組の時にもさらにガンダムの足がボカンとまた破損したんですが
それでも、よし、楽しむんだ、
 
と本番・・・
 
ギミックは僕がスイッチをうまく入れて動かすんですが、これ練習する時間もなく
稼働テストは数回しかしていない、かつうまく稼働する確率が半分くらいしかない。
しかも猛スピードで演技を展開する一瞬の隙にバックパックを持ち上げて固定してスイッチを入れるという
動作をぶっつけ本番でやるんだけど、
 
それがなんとうまくいった(;'∀')
 

と、いうことでコスプレとはなんだ?

というときに、もちろんある一定の了解も蓄積もある、
だがそれでもなんなのだろう?と考えたときに、
 
ああいう本番直前の「閃き」それが本質的な大事なものなのだ、と思い知らされた。
 
でも世の中って突き詰めると、そうなんじゃないだろうか。
 
目に映る結果、や例えばニコニコ動画の反応や
見栄えの良さ、はもちろん大事なのだけれど、その価値基準が恩恵を受けられるものって
 
本当に一部の人間だけなのだ。
それでもみんながその理想に向かって奮闘するのが道筋なのだと思うけれど、
 
そこにたどり着くまでに必要な「閃き」は見るべき景色は
別なのだと思う。
 
ではもっと端的な言葉にすると、
 
窮地の中での閃き
 
コスプレイヤーがなぜ自らを窮地に追い込むような暮らしを続けるか、、、
 
それはアニメやゲームのキャラクターになる、ような不可能に近いことに挑んだ
 

「不可能を可能にしようとする劣勢の中での閃き」

なのだと思う。
 
僕も10年以上前からシャアをやっていたと思うけれど
思えば辛いことの方が圧倒的に多かった。
 
それでも時折感じたものを言葉にすると上記になるのだと思う。
 
ただ、・・・報われる方法は、工夫はもっと無数にあると思うんだけど
(例えばコスプレ用SNS「cure」などで友達増やす、とか。圧倒的なクオリティにたどり着く道筋を見つける、とか)

 
その視点も忘れてはいけない。
これがよく描かれる、「勝たなきゃ意味がない」「勝つこと以外の何か」論になるのだろう。
 
と、いうことで
ラウ・ル・クルーゼを演じるにあたり
クルーゼを見返していると、運命をどう受け入れるか、という視点が描かれる作品通しての問題に行き着く。あーこれ僕が一番好きなやつだ。
 
と、いうことなので、せっかくなのでガンダムSEEDについて端的に考えてみました~
 

次回『ガンダムSEEDを今、見返したらおもしろすぎた「ラウ・ル・クルーゼという男」』

に続く!
Cosplay Collection Night @TGSのレポートももっとざっくりわかりやすく書きます(;'∀')