せっかくの休みに、風邪でもないのに寝込む失態。
いいことない上に、チャリがパンクさせられていた。
これにはわけがある・・・
僕のサドルはタバコで穴をあけられボロボロだ。
それは
ゲーセンに止めていた時にされたいたずらだ。
貧すれば鈍する。
社会はこうしてうだつの上がらぬ暮らしのものたち同士を傷つけあわせて
疲弊していく。
チャリのパンクは手元をくるわせて事故だって起こしうる。
さらに思った。
カイジだって始めはベンツに悪戯をする。
少なくても弱い者いじめをしてはいけない。
毅然と立ち向かえばいい。
僕はサドルがボロボロになった時点でサドルをなおせいていれば
パンクなんかさせられるような舐められたチャリにはなっていなかった。
割れ窓理論という有名な理論があり、
たとえばボロイちゃりがあれば、ボロいチャリは標的にされて
こうした小さな悪意は広がる。
さらに思った。
テレビに出ているご意見番はなんでも許す。
それをすごい、と僕は思う。
しかし、それじゃあ、ダメだ。
本当にささやかな暮らしの中での小さな悪意や通さなければいけない筋はある。
人はもっと強く押し上げられなくてはいけない。
そうでなくては彼らも僕らも不幸だ。
その発言は、無責任に他ならない。
突き放しているのと一緒だ。
手を差し伸べて、互いに前に向かい歩くことが今、求められている。
ということを考えながらスポーツクラブで運動して風呂に入った。
とってもいいアイデアが浮かんだ。
俺は今日という日を諦めない。